海のエジプト展
『海のエジプト展』に行ってきました。
海底に沈んだ3都市の遺跡から引き揚げられた巨大な石碑や石像、黄金の装飾品や硬貨などが展示されています。
エジプトというと、私の意識の中では、ピラミッドとか王家の谷とか、そのミイラにまつわる墳墓の遺跡のイメージが強烈で、どういうものか、軽い気持ちで見にいけませんでした。
感受性豊かな、若かりし頃、ベルギーの博物館で、まさかこんな所で本物に遭遇できるとは思いもしないまま、初めてミイラを見ることになり、まんじりともせずに一夜を明かしたことがあったもので・・
今のシロクマをご存じの方、どうぞ笑ってやってください。
今回の展示は、砂漠に埋もれた遺跡とは打って変わって、エーゲ海に開けた海運都市としての繁栄がいきいきと感じられるもので、これまでのエジプトのイメージが一新されました。
もっとも、ツタンカーメンからは時代も下って、エジプトといえども、時はヘレニズムの世界なのですから、
通貨に刻まれた王妃クレオパトラは、ストレート・ボブのオリエンタル美人ではなくて、ソフトカーリーっぽい髪を後ろにまとめた、まさにギリシャ美人だったり、
女神イシスが身にまとう薄衣がギリシャ神話の女神像そのものだったり、新たな発見にちょっと感動しました。
展示の最後は、巨大なスクリーンに、アレキサンドリアの復元CG画像が映し出されるのですが、
これがエジプトか!?と目を疑いたくなる、エーゲ海のモダンな大都市でした。
まぎれもなくエジプトであることの証明は、そこに刻まれた文字がヒエログリフであることでしょうか・・
出口の前のショップには、ガチャポンの機械がずらりと並んでいました。さすがにガチャポンは卒業した息子2が、久し振りに嬉々としてスイッチを回したら、入場券とおそろのフェギュアが出てきました。 がっかりの息子(&母もです)・・・
そのフェギュアの前に並んでいる、ブルーの物体はスカラベをモチーフにした石で、幸運を呼ぶお守りだそうです。
スカラベというのは、実は昆虫のフンコロガシのこと。
遺跡の壁画にはたびたび黒々とリアルな形で描かれています。スカラベが転がす物体が太陽の丸い形を表すことから、再生や豊穣の神の化身とされていたそうです。
そう言われると、表面に彫られた模様が昆虫の部分分けに見えないこともないような・・
素朴な石だけ買ってきて、家にあったワックスコードとウッドビーズでストラップにしました。
久~~しぶりに、アカデミックな刺激が心地よいお出かけでした。



























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